法人(事業所)理念
優しさと愛情を持ってDo your best!
- 優しさと愛情を持ってサービスを提供し、愛される施設を目指します。
- 常識にとらわれず、多角的な視点をもち、本質を見きわめ(洞察)、支援・対応をいたします。
- モラルのある支援・対応をいたします。
- 断定的な思考は避け、『かもしれない』の視点を持って支援・対応をいたします。
- 臨機応変に支援・対応をいたします。
- 時には役者になり支援・対応をいたします。
支援方針
5領域の専門的支援をはじめ、様々な行事や体験を計画し提供しています。
遊びを通じた多種多様な体験により、子どもたちの豊かな経験となるよう支援をしております。その中で日常生活動作の向上・人間関係・マナー等を学び、成長につなげていきます。
本人支援の内容と5領域の関連性
健康・生活
(a) 健康状態の把握
心身共に健やかな育ちの中でイキイキとした生活が送れるよう支援していきます。個々の健康状態(体調・精神面など)を常日頃から把握していくことで、よりきめ細やかな対応そして観察をしていきます。お子様の変化を見逃さぬようしっかりみていきます。また、ご家庭の持つ悩みや困りごとなどをキャッチし、家族支援面でのサポートにも力を入れていきます。
健康な心と体を育て、健康で安全な生活を作り出すことを支援する。また、こどもの心身の状態をきめ細やかに確認し、平常とは異なった状態を速やかに見つけ出し、必要な対応をすることが重要である。その際、意思表示が困難であるこどもの障害の特性及び発達の過程・特性等に配慮し、小さなサインでも心身の異変に気づけるよう、きめ細やかな観察を行う。
・お預かり前体調フォームにてその日の健康状態を把握する
・検温
・送迎やメール等にて情報共有
(b) 健康の増進
睡眠・食事・排泄等の基本的な生活リズムを身につけ、習慣化していきます。
個々の発達状況を把握した上で、1つ1つ丁寧にみていくようにします。また、季節感あふれる活動やイベントまた楽しい雰囲気の中での食育体験なども行っていきます。経験を通して心身の健康増進と豊かな人間形成を育成していきます。
睡眠、食事、排泄等の基本的な生活リズムを身に着ける支援。食を営む力の育成と楽しい食事への配慮(感覚等)、支援(咀嚼、嚥下、姿勢保持等)。病気の予防や安全への配慮
・お散歩
・口腔内トレーニング
・トイレトレーニング
・食事を通した、座る姿勢やスプーン箸等の指導
(c)リハビリテーションの実施
日常生活や社会生活を営めるよう、それぞれのこどもが持つ機能をさらに発達させながら、こどもに適した身体的、精神的、社会的支援を行う。
・動きの土台となる姿勢指導
・指先の訓練(手作り玩具等による支援)
・体幹トレーニング
・様々な用具を使って制作活動
(d)基本的生活スキルの獲得
睡眠、食事、排泄等の基本的な生活習慣を形成し、健康状態の維持・改善に必要な生活リズムを身につけられるよう支援する。また、健康な生活の基本となる食を営む力の育成に努めるとともに、楽しく食事ができるよう、口腔内機能・感覚等に配慮しながら、咀嚼・嚥下の接触機能、姿勢保持、手指の運動機能等の状態に応じた自助具等に関する支援を行う。さらに、衣服の調節、室温の調節や換気、病気の予防や安全への配慮を行う。
生活に必要な基本的技能の獲得こどもが食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすること等の生活に必要な基本的技能を獲得できるよう、生活の場面における環境の工夫を行いながら、こどもの状況に応じて適切な時期に適切な支援をする。
・衣類の着脱(外遊びや水遊び等の活動の前に重点的に取り組む)
・衣類の着脱(服を頭上に掲げる程度の行動を促す)
・身だしなみや整え方
(e)構造化等により生活環境を整える
日常における学習や生活面において、環境調整したり、スケジュールを視覚的に提示しながら生活環境を整えます。また、本人の特徴に合った支援内容にしていくことで、安心した環境作りを実現させます。
生活の中で様々な遊びを通して学習できるよう環境を整える。また、障害の特性に配慮し、時間や空間を本人にわかりやすく構造化する。
・朝の会
・SST(ソーシャルスキルトレーニング) 子どもが社会生活を営んでいくために必要なスキル
・構造化を意識した部屋のレイアウト・掲示・支援
(視覚的に「何がどこにあるか」「どこで何をするか」を絵などを使い具体的に表示)
運動・感覚
(a) 姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常的に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・強化を図る。
・歩行訓練
・粗大運動・微細運動
・体幹トレーニング
・体操やダンス、スポーツなどを通じた運動療育
・ストレッチ、ラジオ体操、軽い運動
・つかむ・支える・滑る等の要素を取り入れた遊具遊びの提供
・指先トレーニング
・音楽に合わせて体を動かす遊びや運動
(b) 姿勢保持と運動・動作の保持
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合、姿勢保持装置など、様々な補助用具等の補助的手段を活用してこれらができるよう支援する。
・正しい姿勢の促し
・バランスボールでの姿勢保持
(c) 身体の移動能力の向上
自力での身体移動や歩行、歩行器や車椅子による移動など、日常生活に必要な移動能力の向上のための支援を行う。
・医療機関との連携
(d) 保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚、嗅覚、固有覚、前庭覚等の感覚を十分に活用できるよう、遊び等を通して支援する。
・保有する感覚の総合的な活用
・経験を通して感覚器官を研ぎ澄ます
・五感の刺激で脳を健やかに育てる
(e) 感覚の補助及び代行手段の活用
障害の状態や発達の段階、興味関心に応じて、保有する感覚器官を用いて情報を収集し、状況を把握しやすくするよう、眼鏡や補聴器等の各種の補助機器やICTを活用することや、他の感覚や機器による代行が的確にできるよう支援する。
・姿勢と運動・動作の補助的手段の活用
(f)感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻への対応)
感覚の特性への対応>感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)を踏まえ、感覚の偏りに対する環境調整等の支援を行う。
・感覚過敏な子に配慮した環境設定
・個々に合った柔軟な対応をしていきます。
認知・行動
(a) 感覚や認知の活用
視覚、聴覚等感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能への発達を促す支援
取得した情報を過去に取得した情報と照合し、環境や状況を把握・理解できるようにするとともに、これらの情報を的確な判断や行動につなげることができるよう支援を行う。
・認知の発達と行動の習得
・音楽やリズムを使って五感を刺激する活動
・物の機能や属性、形、色、音が変化する様子の把握
(b) 知覚から行動への認知過程の発達
環境から情報を収集し、必要なメッセージを選択して行動に繋げる一連の認知過程の発達を支援
・季節の変化への興味などの感性形成のための外出・行動
(c) 認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
認知や行動の手掛かりとなる概念の形成物の機能や属性、形、色、音が変化する様子、大小、数、重さ、空間、時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるよう支援する。
・空間・時間、数等の概念形成の習得
・ブロックなどの立体の造形物を使った創作活動
・ブロック遊びによる空間把握の認知形成
・粘土、スライムによる物質の変化と感覚の認知形成
・1日の時間帯別活動を示すタイムテーブルの確認による時間の認知形成
(d)数量、大小、色等の習得
数量、形の大きさ、重さ、色の違い等の習得のための支援
・天気、気温、日付の把握と確認による感覚・数の認知形成
(e)認知の偏りへの対応
個々の特性に配慮し、入ってくる情報を適切に処理できるよう支援する。こだわりや変色に対する支援
・対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得
・小集団でのゲームでの適切な行動形成、認知の偏りの配慮
(f) 行動障害への予防及び対応
感覚や認知に偏り、コミュニケーションの難しさから生ずる行動障害の予防と適切行動への対応の支援を行う。
言語・コミュニケーション
(a)言語の形成と活用
具体的な事物や体験と言葉の意味を結びつけること等により、自発的な発声を促し、体系的な言語を身につけることができるよう支援する。
(b)受容言語と表出言語の支援
言葉や文字等を使って相手の意図を理解したり(受容)、自分の考えを伝える(表出)支 援
・はじまりの会で今日の気分・気持ちをプレゼンテーションして言語表出・受容
・終わりの会で活動振り返りと気持ちをプレゼンテーションして言語表出・受容
(c)人との相互作用によるコミュニケーション能力の獲得
個々に配慮された場面における人との相互作用を通して、相手と同じものに注意を向け、その行動や意図を理解・推測するといった共同注意の獲得等を含めたコミュニケーション能力向上のための支援を行う。
・コミュニケーションの基礎的能力の向上
・自己紹介、他己紹介
(d)指差し、身振り、サイン等の活用
指差し、身振り、サイン等を用いて環境の理解と意思の伝達ができるよう支援する。
・コミュニケーション手段の選択と活用空間・時間、数等の概念形成の習得
(e)読み書き能力向上のための支援
発達障害のあるこどもなど、障害の特性に応じた読み書き能力の向上のための支援を行う。
・個別または小集団での障害の特性に応じた読み書き
(f)コミュニケーション機器の活用
絵カードや機器等のコミュニケーション手段を選択・活用し、環境の理解と意思伝達ができるよう支援
・文字・記号、絵カード、機器等の適切なコミュニケーション手段を選択・活用
・ルールなどを絵や絵カードを使って視覚化
(g) 手話、点字、音声、文字等のコミュニケーション手段の活用
多様なコミュニケーション手段を活用し、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援する
・手話、点字、音声、文字、触覚、平易な表現等による多様なコミュニケーション
人間関係・社会性
(a) アタッチメント(愛着行動)の形成
こどもが基本的な信頼感を持つことができるように、環境に対する安心感・信頼感、人に対する信頼感を育む支援を行う。
アタッチメント(愛着)の安定自身の感情が崩れたり、不安になった際に、大人が相談にのることで、安心感を得たり、自分の感情に折り合いをつけたりできるよう「安心の基地」の役割を果たせるよう支援する。
・他者との関わり(人間関係)の形成
・アタッチメント形成(個別面談で自尊心を高める・認める)
(b)模倣行動の支援
遊び等を通じて人の動きを模倣することで、社会性や対人関係の芽生えを支援する。
・活動前に全体を指差しする等を行い、全体を見渡す機会の設定
・見本になるこどもの近くに誘う等の関わり・促し
(b) 感覚運動遊びから抽象遊びへの支援
感覚機能を使った遊びや運動機能を働かせる遊びから、見立て遊びやつもり遊び、ごっこ遊び等の象徴遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
・見立て遊び、つもり遊び、ごっこ遊びの組み合わせ
(d)一人遊びから共同遊びへの支援
周囲にこどもがいても無関心である一人遊びの状態から並行遊びを行い、大人が介入して行う連合的な遊び、役割分担したりルールを守って遊ぶ協同遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
・一人遊び、並行遊び、連合的な遊びの組み合わせ
・役割分担のある遊びなどの協同遊び
(e)自己の理解とコントロールのための支援
大人を介在して自分のできることや苦手なことなど、自分の行動の特徴を理解するとともに、気持ちや情動の調整ができるように支援する。
・自己の理解と行動の調整
(f)集団への参加への支援
集団に参加するための手順やルールを理解し、こどもの希望に応じて、遊びや集団活動に参加できるよう支援するとともに、共に活動することを通じて、相互理解や互いの存在を認め合いながら、仲間づくりにつながるよう支援する。
・仲間づくりと集団への参加
・ルールの理解が必要な遊びや集団活動
・地域施設などへの社会見学
・イベントなどを通した地域との交流
家族支援の内容
定期的なアンケートや面談にて家庭が抱える悩み・問題に寄り添い、家族支援を行う。
移行支援の内容
移行先との連携と必要に応じて保育所等訪問支援の実施をする。
地域支援・地域連携の内容
各関連機関との連携
自立支援協議会への参加
職員の質の向上
事業所内研修・外部研修の参加
他事業所の見学
主な行事等
四季の行事
本支援プログラム対象施設
MUKU-MUKUみしま